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アールピージー
なんだか涙が止まらない夜がある。泣いても泣いても人生が終わらない夜がある。他人の目を欺いても手に入れたかった喜びが、手から零れ落ちていく。叫ぶ自分を客観的に見て、急にすべてがどうでもよくなる。曖昧な世界に身を投げて、このまま眠れないまま... -
トナカイ座
真実がだんだん遠ざかって、曖昧な夢が姿を見せる。喜びと幸せがだんだんと舌を伝わって感じることができて、苦しさがだんだんと濾過されて、孤独が溶けていく。僕も夢を追っているんだと、深夜の部屋、一人で気づく。表現従っているものを感じて、大事に... -
あの日のプリン
重心を少し下に落としてみる。過去の自分が心に浮かんできて、諦めなかった自分を水面に表彰する。きっと世界はこういう時もまた人生を呼んできて、心の中で叫ぶのだろう。珈琲を挽く音がする。今日は雨で、心なしか少し落ち着いている気がする。きっとこ... -
沈んでいく
部屋の明かりを消して、そっと着飾りを脱ぎ始める。あなたの肌が露になって、街を堪能して元に戻って、そっとまた桜になる。本当の君を見た気分になって、素敵な影を落とす言葉。ぽつぽつと雨粒のように僕の頭上をリミックス。ブラインドを開けたとしても... -
カップ
小さくて白い光が夜に舞う。きっとこれは、世界からのご褒美。僕たちをそっと包み込んでくれる白い光と、ぼんやりとした心の在処。世界から見たら僕たちなんてちっぽけだけど、僕たちから見たら世界が全てで。限りある命の中で、花弁咲いて散る桜のように... -
春風のスヌーズ。
もうすぐ春ということで、ミュージックアプリのプレイリストで春のプレイリストを再生したら、大塚愛さんの『さくらんぼ』が流れ出した。今月はそんな月らしい。あまりそんな気分でもなかったが、運命がそういったのだからしょうがない。鼻が少しかゆいの... -
いつかの話。
未来の彼方で、世界が定めている真珠が、生きている今日が素晴らしい。意味があるとかないとか、生きているとかいないとか、そんなことは関係なくて、走るレールが愛おしい。二十二番地が恋しいのは、あなたが生きてきた証なんかじゃない。夜が更ける前に... -
ハルカミライ。
揺れる二人、思い出を笑うところから全てが始まるんだろうな。絵に描いて、言い返せないところ、日々を支えている僕だから、なんだか記憶が曖昧で。青々と息を呑んでいる六畳の部屋。思い出している葉の記憶。少しずつ、少しずつ、愛くるしい未来が、過ぎ... -
鳥。
生きている死んでいる、そんなことは関係なくて、愛は不変なんかじゃないことを、この一年間で学んだんだ。重圧なんかなくて、のびのび表現しているだけなんだ。だんだんと朽ちていく翼が、安定安寧の地へと運んでいる。なんだかそれが億劫で、ジャンキー... -
八月の某所。
種明かし、手が凍えることも、運命の一部であると分かった時、自分の創造の根っこが、少しだけ育つ気がして、痛みさえも許せる気がした。合言葉、そんなものなかったんだ。小さく時々、熾烈な表情が垣間見える世界。うんざりしている言葉だけじゃ、何者で...