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花のように散る蛇。

僕は大丈夫。心の中では生きたいと思っているから、心配しないでよ。たとえこの命が散ったとしても、言葉だけは生き残っているんだから、いくつもの時間が交差して、言葉の中で何かが変わって、人生が彩に満ちる瞬間がある気がするんだ。いっそのことぼくだけがこの花のように散ることができたらいいのに、今世はそうはいかないらしい。


僕だって、頑張っているんだからさ、あなたもしっかりとしなよ。たとえ人生に終わりがあるとしてもさ、僕たちはそれぞれの一日ぐらいしか救うことができないんだからさ。心の中で何を思ってもいい、言葉で何を表現してもいいけど、その根底には愛を携えておくといいよ。中心から遠ざかっている僕たちだから、地下のことなんて何も知らないし、天からの愛も受け入れられない。そんな寂しい僕たちだからこそ、支え合って生きていかないといけないんじゃないのかな。

涙や雨、寂しさなど、澄んだ青を主なテーマに、
文章を紡ぐ作家「海野深一」の公式ポートフォリオサイトです。

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