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増える世界の中心で。

言葉の中にはきっと生きている意志があって。こうして何かをきっかけに自分が自分でいられる言葉を紡いでいくことは運命で。闇雲でもいいから前に進んでいることが大切で。一人ぼっちでもいいから宇宙に飛び出すことが大切で。それでも良いと赦してくれるあなたという存在がきっとお日様で。夕暮れ時に伝う。高くて遠い人生を駆け巡る。記憶が重なる。空が高鳴る。


ずっと変わらないままだから、一字一字心を込めて紡いでいるんだ。忘れないでいることを確かに感じて、古い傷を心で感じて。町中に響いている平和の音が聞こえるかい。愛すらも愛で終わってしまう前に、銀河に杭を立てようじゃないか。置きっぱなしの幸せでいいから、言葉で信じる。相変わらずの毎日、幸せの欠片。


傘が泣いている。手探りでいいから雨が癒す。泣いていると思ったら笑っていた。あの七色に光る夕暮れは何ですか。人生というものですか。食べたらおいしいものですか。天国に人生があるとしたら、哀しさすらも結末になるんだろうか。神様のせいにして、詩に乗せて。違和感を無視して、心の愛を感じている。期待外れ。世界ってこんなにもキラキラしていると思ったら、急にくすんだりしてさ。


常備している幸せを噛み締めて、人生を括ろうとする。僕は認識していない世界から語り掛けられているのかな。がらんとしている町。通り過ぎている幸せたち。外を見た時に不安に立ち返って、幸福と安堵する。透明な鮮明な、心というものが叫んでいる。悲しみが語り掛けている。僕たちもここにいるよと、今にも泣き出しそうな声で。好奇心片手に歩み始めた道を、前に経験したもので語るほど、人生は単純じゃないよ。

涙や雨、寂しさなど、澄んだ青を主なテーマに、
文章を紡ぐ作家「海野深一」の公式ポートフォリオサイトです。

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