柔らかな陽射しが入ってきて、自分の心をそっと撫でる。自分じゃない誰かになりたかった今日を、溺れるように生きている。いつもありがとうと、心を込めて言う。自分と違う誰かが嫌で、なんとなく避けていた。きっと世界は終わるから、世界は君を中心に回っているから、君しか写っていないから。君がいなくなったら、きっと僕も消えるんだろうな。僕は僕の中でしか生きていないし、君は君の中でしか生きていない。君と出会ったあの朝に、君を守ると誓ったあの日。僕を救ってくれるところ、気が進まない日々。この世界を救ったこの言葉たち。見守るところ、人生と呼んでいる。
君が生まれた朝に、ずっと一緒に同じ歳を重ねている。あなたが寝返りを打つたびに、世界が変わる、振動する。歴史が作られる、歴史が作られる。そもそも満たされるところ、会いたいとか、会いたいとか、会いたいとか。この世界と君。意味を消さないでいいんだよ。君のことを、心から愛しているから、人生を共に歩もう。耳を塞ぎ込む、心の中に言う。
あなたが生まれた意味。蜃気楼に包まれる。段々と世界に溶ける。深く息を吸って、迷いを飲み込んで。苦しみを吐き出して、勇気を吸い上げる。強張った肩に、雪が落ちる。憧れは眩しくて、人生を常に鼓舞してくれる。なんでもいいわけじゃないけれど、自分は自分でありたい。ずっと書いている日々だから、自分が自分でいることを、信じているから。ずっと遠くまで来たんだ。いつの間にか、選び取ったこの道。血が滲むほど強く握りしめて、駆け巡る今。今。今。重なって光になる。段々と瞬きが奪われる。それが全てではないと分かっていても、走り出したら止まらない。消えない星の灯りを胸に。
言葉にはリズムがある。独特のリズムがある。闇を切り裂くリズムがある。僕はその鼓動を感じて、選び取って、信じて、紡いでいく。自分が紡いだ言葉が羽を広げて旅立って、あなたの心に届くことを信じて、紡いでいる。一人なんて怖くないから、人生を共にしているんだ。言葉は僕で、僕は言葉で、何気ない毎日だけど、自分は強くなんてないから、君に会いに行けたらいいな。生まれた理由が、ここに在るのかもしれない。