取り交わす人生と、絵筆を使って描いていく。あまりに淡い人生だから、僕にはその情景が分からない。頬を撫でる昼下がり。滴る水をそっと手に取って、僕はこうして言葉を紡ぐ。あなたは誰か分からないけれど、この言葉たちがあなたに逢いたがっているからしょうがない。
誰にも言えない秘密の場所。いつかの誓いを想い出す場所。そんな愛が、ここにはきっとある気がしているんだ。窓の外で、何かを無くした音がしても、きっと世界は僕たちの心の中にあるから安心しなよ。海の底には人生があって、空の向こうにも世界があって。
あなたへの愛で、そしてあなたの中の愛で、忘れられない風景が、近いが、出来ている。心を映して、愛を込めて、言葉を紡ぐ僕。深海より愛を込めて。