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夕焼け。

寝顔が、何を意味しているかなんて、僕には少しわからなくて、また愛を知る。愛は与え続けるもの、僕はどこまで行っても愛する人だから、この愛を、なんの濁りも、疑いもなく受け取ってくれる人を探し続けます。愛すること、それは、何かを変えることじゃない。自分だけが知っている自分を、もっと愛することができるようになること。自分を愛する先に、相手を愛することが待っている。少しだけ戦うところから、僕だけに見えるところ、あと一回だけ、立ち上がることなんて、しないでいいから、僕だけに見える未来へ。

振り回すところ、夜の隙間に、夢を見る少年。闇の間に歌う僕。生きている全てを無しにして、ゴールなんてものを、いつの間にか探していたんだ。小さい頃を探していた、私になって。どこに向かうのかなんて、きっとどうでも良かったんだ。不安、憤り、夜が来るのが早くて、置いていかれそうになってしまう空。昨夜の息遣い、なんだか好きだったよ。

仕方ないんだ、僕は泣きたくなったら泣いてしまうし、愛したくなったら愛してしまう。道を照らしてしまう、どうか僕よりもあなたが幸せになってほしい。ほんの一部でいいから、僕の愛を世界に分けてほしい。強くなりたい。信じているばかりじゃなくて、僕だけが愛するばかりじゃなくて、光子が泣いて、馬鹿な現実がまた夜空に舞う。指切りして、そっと小さく連れていく未来。戸惑い、欺瞞。なんでもいいから、僕は世界を愛するところなんだ。明日を笑えるところまで、どうか信じてほしいんだ。遠くの星で、あなたのことを見つけても、僕は知らないふりをするんだ。見失わないようになんか、しないでいいんだ。

純句、空の街に降りた天使。同じになること、正当な幸せなんかじゃ物足りないから、とっくに忘れている日々を、冷たい手に握って、衣。指先に触れただけで、君のことはわかっているんだ。こんなことになるならいっそのこと、人生を信じてみてもいいかな。朝四時に、僕は人生を通じて、愛になる。二人で、気づけば息をしていたんだ。人生を交わして、約束を守れないまま、愛なんて、きっと僕が授かっただけのものなんだ。歪みが続く世界で、思う日々。変わらない月の色を見て、僕の頬を捕まえて。

「一人は嫌だ、でもなんだか、愛されることが怖い。」

「愛することも怖い。」

「なんでこんなに人間は、疑い深いんだろうね。」

「それは、愛する人が少ないからだろう。」

「愛されることを受け入れる人も少ないわ。」

「じゃあ、お互い様だ。」

「浮かんで見えるところ、性なんて関係ない気がするの。」

「それはそうかもな。」

「でも愛されたい。」

「それが願いなら、受け入れる覚悟、だな。」

僕の心を、だんだんと一人にしていく空。お互いで東京を交わる世界に気付いたからこそ、信じて、託して、ゆっくりと愛になる。

涙や雨、寂しさなど、澄んだ青を主なテーマに、
文章を紡ぐ作家「海野深一」の公式ポートフォリオサイトです。

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