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優しさと悲しみ。

君が笑ってくれていれば、僕はそれでよくて、君が幸せそうなら、僕はそれでよくて。大丈夫なんて一言で、言い表せないくらい、君のことを想っているから。この地上にあるもの全てが、あなたを通して見れたらいいのに。本当に信じてもらえる時が来るのだろうか。優しいあなたでも、きっと一千年続く苦しみを味わっているんだろうな。それを僕が解きほぐしてあげたい。段々とでいい、ゆっくりでいい、悲しみながら、苦しみながら、でもお互いの存在はわかっていたい。

朝が沈んでいて、夜が浮かんでいるところ、二人ぼっちで、月を見たい。いくつもの時代で、運命が重なることもあるだろう。こんな夜なら、君だけを浮かべていたいな。ラインの通知があるだけで、なんだか僕は嬉しくて。朝が二人で引き離す。僕から君を、君から僕を。陽は沈んでいても、心にある暖炉を燃やして、時間を気にせず、星の帰ろう。

始発は走り出す。街は動き出す。朝が来る。僕は変わらず、君のことを考えて、空を見上げる。僕も明日で世界が終わるなら、この暮らしの記憶も忘れ去られてしまうのだろうか。生きている心地がしなくて、大切にしたものを全部溶けて、光るバナーの向こうに、くだらない詩がある。生きてしまった肖像。優しさだけを飛べて、生きている日々の中に、紛れもない中心が、世界を模っている。辛く変わったようなセリフで、君のことを傷つけてしまったかもしれない。限りなく生きているからこそ、僕らは感情を持ったんだ。幸せの意味がわからないまま、自分の中で塞ぎ込んでいたあなた。大丈夫、僕が包み込んであげるから。

愛されることは、どういうことなんだろう。自分もまだ、愛される覚悟はできていないのかもしれない。あなたの言葉を、飲み込んでしまったら、全てが終わってしまいそうで。何気ないところで笑っていたい、何気ない瞬間に愛おしさを感じてほしい。溶け込んでいる深い闇を、だんだんとゆっくりと、信じてほしい。

一つ、また一つ、僕らは表現していく。出てくる言葉の一つ一つが、だんだんと愛に変わって、あなたに溶けている感覚が心地いい。純粋な時間、純粋な心、生きているということは、そればっかりじゃない。たまに嬉しさを抑えきれなくて、たまに悲しみを吐き出せなくて。でも隣にいてくれる人は、僕じゃなきゃだめなんだ。置かれた色紙には、僕のキャンバス。

涙や雨、寂しさなど、澄んだ青を主なテーマに、
文章を紡ぐ作家「海野深一」の公式ポートフォリオサイトです。

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