2025年9月– date –
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千
答えのある問なのであれば、それはきっと世界を包み込んでくれるのだろうか。僕たちはじっと見つめる先に未来を見るけれど、もしも未来も現実も過去も、今この瞬間にあるとしたら。僕は何もしていない。何も見ていない。でも自分の中で渦を巻いて、表出さ... -
眠れない夜の中で眠る春
出逢いと別れのこの季節。僕はいつも通り寝不足でカフェにおります。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 自分にとっては特別だと思える日も、誰かにとっては普遍であり、何の変哲もない一日なんですよね。それはきっと、星が輝くのと同じように... -
アールピージー
なんだか涙が止まらない夜がある。泣いても泣いても人生が終わらない夜がある。他人の目を欺いても手に入れたかった喜びが、手から零れ落ちていく。叫ぶ自分を客観的に見て、急にすべてがどうでもよくなる。曖昧な世界に身を投げて、このまま眠れないまま... -
トナカイ座
真実がだんだん遠ざかって、曖昧な夢が姿を見せる。喜びと幸せがだんだんと舌を伝わって感じることができて、苦しさがだんだんと濾過されて、孤独が溶けていく。僕も夢を追っているんだと、深夜の部屋、一人で気づく。表現従っているものを感じて、大事に... -
あの日のプリン
重心を少し下に落としてみる。過去の自分が心に浮かんできて、諦めなかった自分を水面に表彰する。きっと世界はこういう時もまた人生を呼んできて、心の中で叫ぶのだろう。珈琲を挽く音がする。今日は雨で、心なしか少し落ち着いている気がする。きっとこ... -
沈んでいく
部屋の明かりを消して、そっと着飾りを脱ぎ始める。あなたの肌が露になって、街を堪能して元に戻って、そっとまた桜になる。本当の君を見た気分になって、素敵な影を落とす言葉。ぽつぽつと雨粒のように僕の頭上をリミックス。ブラインドを開けたとしても... -
カップ
小さくて白い光が夜に舞う。きっとこれは、世界からのご褒美。僕たちをそっと包み込んでくれる白い光と、ぼんやりとした心の在処。世界から見たら僕たちなんてちっぽけだけど、僕たちから見たら世界が全てで。限りある命の中で、花弁咲いて散る桜のように... -
春風のスヌーズ。
もうすぐ春ということで、ミュージックアプリのプレイリストで春のプレイリストを再生したら、大塚愛さんの『さくらんぼ』が流れ出した。今月はそんな月らしい。あまりそんな気分でもなかったが、運命がそういったのだからしょうがない。鼻が少しかゆいの... -
いつかの話。
未来の彼方で、世界が定めている真珠が、生きている今日が素晴らしい。意味があるとかないとか、生きているとかいないとか、そんなことは関係なくて、走るレールが愛おしい。二十二番地が恋しいのは、あなたが生きてきた証なんかじゃない。夜が更ける前に... -
ハルカミライ。
揺れる二人、思い出を笑うところから全てが始まるんだろうな。絵に描いて、言い返せないところ、日々を支えている僕だから、なんだか記憶が曖昧で。青々と息を呑んでいる六畳の部屋。思い出している葉の記憶。少しずつ、少しずつ、愛くるしい未来が、過ぎ...