自分で丸く収めることができないのなら、もうやらなければいいのに。喋りすぎた次の日は、なんだか後悔していると自分でも思うんだ。明日のことは、明日でいいやとあなたに会わないところから考え始めているんだ。今までの自分を思い返すと、与えられたことだけを飲み込んでいた気がするんだ。あなたが知ることのないところに、人生を投げていること。それが相まって何かを信じていること。悲しいことは、名前をつければいいじゃないか。永遠みたいなところから、へその形すらも忘れている心。それでいいななんて思っているところを、恥ずかしい音になっているんだね。傘みたいだ。
バウムクーヘンを食べながら、何を一体どうしてなんだろうと、少しだけ俯いて考えてみる。心の中を考えることは、きっと世界を見ることなんだと思う。今まで傷を作って、歳をとっても変わらない優しさ。人を振り回してばかりだけど、だんだんと馴染んでいく、この世界に。甘いスイーツが入っている冷蔵庫が、僕にとっては夢なんだ。怖いのは否定されること。臆病な心が人生を彩っている。心から愛を持って、すぐに泣いたら損する気がして。なんだか複雑な気持ちが、僕の手を台所のスイーツに伸ばさせる。ごめんねと心に向き合って、冷めた後にようやく気づいて。言葉では言えないこと、言葉では言えないこのコーヒーの美味しさ。声色は否定しないで自分の心だけを信じて、ちょっとずつ何かを咲かせてみる。中心から愛。だんだんと澄んでいく心の彼方。
あなたに会えることが、僕にとっての全てだったんだ。甘えも全部抱えて、痛いところから人生が始まる。忘れたいと、願っている心。熱い心を持ち合わせていることすら、道ゆく人は忘れてしまっている。見えないことが実は、見えているところ。ずるいところが、だんだんと見えている。それはきっと、僕に見せているところで、命の顔を、見せているところなんだ。アイスクリーム、アイスクリーム。全て悲しいと言って、終わらせることだってできるんだ。何が正解かどうかなんて、分からないから、淡々と過ぎていく世界。