所々に人生が垣間見える。きっと世界は熱い層に覆われていて、灯を消して人生を見ているに違いない。君のことを少しだけ考えている。埃被った写真の僕らは、見えないところをただずっと信じていた。遠く光るビルの赤色。くだらないところから、抱きしめながら僕らは生きている。さようならは言わずに、ここで手を振ることにしようじゃないか。生活は続いている。あの日には戻れない。
誰のせいでもないところで生きている。ところどころで、今夜のうちにせめて信じられる言葉になればいいじゃないか。空に舞う人生を考えていても、分からないことがあると。何かを生み出すことは、その起源を探ること。そんなこと、しないでも良いじゃないか。探している陰で聞こえている事、考えている事。まだ知らないところへ、ここから始まる人生のかけら。あなたが言った言葉を信じて、僕は風に任せて何かを書き連ねている。桃源郷は終わった。ここから走るところ、終わったところで、何かを信じている。ゆらゆら揺れている九つの風景。もつれる所で、だんだんと真実が顔を出している。飛行機雲がそっと笑っている。何もかも探す影を考える。エコーの音を聞いて、方言を介して見間違えれば良いじゃないか。そう、ここから走るところから始めればいい。
白い息、導かれていく教えと、刹那がこの世界に取り入れた悪戯。ガラスの傷に気付いたように、そっと社会が芽吹き始める。確かな何かを掴んでいることは、きっと誰にも否定できないだろう。壊れそうな人生と約束たち。言葉を声に出そうとして、光が少しずつ宿している幸せ。見えないものに傾倒する言葉たち。綺麗で掴めない無数の陰たち。僕たちは一人では生きていないことを実感する。永遠の誓いを無視して、きっと世界を謁見して、甘い言葉だけでどこまでも行けると思っているのだろう。なんだって許し合える。
超えるところまで人生を追ってきた。本当の意味も全て、ここに僕らがいた証拠になるんだ。何気ないところに幸せを感じること、人生を通じて、君がくれているところ。曖昧な心。