信じられるものも少なくなってきたけど、人生に終わりがないように、僕らの関係にも何も変わることなんてない。今日も生きている、これまでの言葉をそっと心にしまって、だんだんと抜けていくトンネルをゆっくりと歩いている。希望の丘の上で、あなたのことを待っている、待っている。なぜ何も生まれないと思っているんだい、水平線と吸い込まれそうな時間の流れ。防波堤の上。
忘れたいことを、今のことにして、減らない荷物。あなたの声が欲しい、消えている手が早くいつか、疲れたからと星に還る時を待ち望んでいる。ここに帰っておいでと、優しくしないと何者でもない僕ら。それでも願って、何よりもずっと、拙い未来を目指して歩く。こんな生活が、おやすみなさいで終わってしまう世界。飛んでいる世間、小さく頷きながら、空と出会う毎日。
きっと世界は何も始まらないだろう。きっと世間は何もしてくれないだろう。見通しが悪いこの世界で、君が言った言葉をそっと携えていく。何もないこの丘の上。空、小さな希望が舞い散る世界。気持ちがこもった手紙に、思わず涙を流してしまう午後。何者でもない僕は、憧れを抱いて嫉妬して、ずっと人生を蔑ろにしてきたんだ。時は流れ、午後三時。いつでも君の味方でいると、そっと人生を投げやりにしてみる。いつも何かが始まる前には、少しの休憩が必要で、先陣きって、空を飛んでみる。
いくつもの時間が何を持って人生を歩んでいるのか、楽しまないと人生は損じゃないかと、心に言い聞かせて、今日も詠っている。限りある言葉の中で、紡いでいる。美味しいところを持っていくのが人生。何を考えてもいいし、何もしなくたっていい。言葉さえあれば、僕は何者にでもなれるのだから。取り留めのないところから、だんだんとゆっくりと音楽が流れ出す。それは何かを信じている言葉、何を持って人生を歩んでいるのか分からない言葉。もう命は終わってしまう、時に激しく、時に切なく終わってしまった命でも、僕たちは愛に還ることができる。これは限りのない話で、命は永遠であるという前提に立って話す言葉。
ここにいてもいいと、森が言っている。ここまで来たのなら、人生を歩んでいるところから、そっと羽ばたいてみてもいいじゃないかと。それは彩の溢れる心。小さくまとまっている力。僕は人生を蔑ろにはしない。この時を待っていたと、僕のかけらがそっと呟いて離さない。怒りと希望は相反しない。人生を切り拓いていくにはどちらも必要だと僕は考えている。いつも通りの道に咲いて、今夜踊る約束をしよう。まるで夢を見ているようで、届かない。