自分がサイドミラーに揺れる。期待に合わせて、自分の世界は変化するんだ。存在が肯定的にあって、切なさに溺れているところ。信じている通りに見えるこの世界で、あなたがぼやけているのは、僕の信念が弱いからなのだろうか。道の真ん中で、自分が宙に浮いている感じ。流れる街で、今日はあなたの好きにしていいよと言われたら、どんな気持ちになるだろうか。あなたの人生は、あなた次第でどうにでも変化すると言われたら、どんな気持ちになるだろうか。国道スロープ。ガムの包み紙。期待さえすれば、そう見える世界で、少し小走りで現実を迎えに行こう。君に貸したシャツを洗っている時、幸せ。
泊まりに来た日は、あなたのことだけを考えていた。自分じゃない誰かが自分の部屋にいるなんて、なんだか変な感じがした。しあわせの形を失わないように、真実を見つめることを大事にして、あなたと対話した。あなたが、そっと私の頬に手を乗せる。私の頬が赤らむ。全てのものは上手くいくよと、あなたは教えてくれたんだ。どんな文章でも、人によって捉え方は変わるんだから、正解なんて、この世界で基準なんてないんだ。あなたはベッドの上で、私のことを愛してくれていた。偏った人生の中で、何者でもない自分のこと。君はいつも言っていた。冬の透き通る空気が好きだって。僕はいつも思っていた、あなたのその声が、この冬を彩っているんだと信じていた。国道の夕暮れ、人生をかけて信じている。君が好きじゃない空に変わって、時が連なって何者でもない自分が空を飛ぶ。
今は泣き止んでいるスコール。人生を通じて心を雨に乗せている。なんでもいいという声が、ざっくばらんに心に降り注いでいる。本当に存在する声。何も見えない夜空。雲が覆い被さっている。瞳に咲いたダリア。あてもなく、僕らでいようとする。でも、雨は止まない。だいたい退屈ばっかのこの世界で、あなたを思って目覚めた週末の朝は、きっと輝いているんだろうな。この世界を中心にして、雨が降っているのかな。雨が降るのは、どこから雨が降るんだろう。