MENU

星の跡

どこまでも広い空になりたい。どこまでも進む人生になりたい。一気に駆け抜けて、進んでいく星になりたい。息を飲むほどの美しい景色を見たい。諦めない夢を見たい。呼んでいる、風が僕の事を呼んでいる。時に、人は駆け出す。鳥は鳴く。止まらない記憶、カンガルー。いつまでも知らないことがあることは、幸せなことなんだ。永遠を誓う。空に色。限りないアンバー。所々、愛する。癖が出るには早いけど、いつまでもどこまでも、一緒にいたいんだ。空は晴れても、同じ空なんてない。生きることは、信じること。僕は、鳥になる。来世、なんてなかったことを、この星に生まれて知ったんだ。

「あなたは、何になりたいの。」

「紺色、かな。」

「あら、素敵ね。」

「権化、いつまでも現実にしがみついていたい。」

「いつまでも、ね。」

「同じ色なんて、俺は嫌なんだ。」

「私とでも?」

「うん。」

「ひどいのね。」

「それが自分を塗るってことだろう。」

何を考えているのだろう。向こう側に座っている人は、何を考えているのだろう。ミルクセーキを食べながら、懐かしんでいる心を見る。メガネをかけている。あなたはいったい、何を信じて、何を見たんだ。ジンベイザメ。記憶が重なる時、いつでも、永遠に。あのまちが、僕の事を思い出してくれるから、何もいらない。あの空は、僕の事を信じてくれるから、何食わぬ顔で、生きる事を信じている。空にそっと、夢を見ていた。相槌を、こしらえて、あの空を、夢をつなぐ。

僕は、愛を持って人生を歩むんだ。生きること、信じること、音楽。時の流れ、今を感じる姿に、あなたの言葉を感じる。それは愛なんかじゃなくて、意味を持つものでもない。僕から出てきた言葉で、学校の中なんだ。生きる事、信じる事。泣いている、泣いている。意味を持たない空が、泣いている。運命なんて、僕は信じたくなかったんだ。いつでも、真髄を心に添えて、生きることを信じていた。でも、違った。僕はそうじゃなかったんだ。

「そうね、そしたら、何を持つのかしら。」

「何も持たないことが、いい事なのかもしれない。」

「鳥、自然、愛。」

「この世界の不変、変わらない美しさだな。」

「そうね、私たちは、持ちすぎているのかもね。」

「生きることは、進んでいくことではないのか。」

「時の中で、考えることすらも忘れること、なのかもしれないわ。」

涙や雨、寂しさなど、澄んだ青を主なテーマに、
文章を紡ぐ作家「海野深一」の公式ポートフォリオサイトです。

目次