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ロックンローラー

言葉を重ねても、寂しさが増すだけだから、何が楽しいのか僕には分からないんだ。デリカシーのない太陽は、月が攫っていった。ただ夜が明けるまで、夢を見ているところ。明日がまた目覚めているところ。絡み合う糸。何が何でも成功させたい人生で、僕はこうして何かを生み出し続けているロボット。もういいかなと、人生を綴る言葉を考えてみても、何も出てこないのがオチなんだ。満たされることが当たり前じゃない毎日。終わりまでないなら、このままでもいいから、幸せを言い訳にして、僕は死にたい。

いい加減人生を諦めればいいものを、使い込んで限りのあるものにしてしまう僕。遠くへ飛び出して幻みたいに刻んでいる名もない詩。不思議と人生が安定してくるんだ。あの日に追いかけたことすらも忘れて、次の世界へ。なんの変哲もない夜から、人生が表れてくる。だんだん落ちかけてくる何もない海。あなたの全てになれないから、二人の中に夜を溶かそう。不安げなところから、道端に一生懸命咲いた花。なかなか気付けないくせに、強く咲いている花、今だからこそ、気づくことができる自分が誇らしい。黄ばんだ世界で生きることなんて、もう飽きたんだ。

いつもよりも少しだけ愛に傾いている日があったっていいじゃないか。小さな幸せに溢れているのなら、空を見ていたところ。傷ついた世界を見て、だんだんと平和になる季節。見つけられても見つからなくても、いつか好きな景色に出会えたらいいなと思っているだけなんだ。深夜二時に綴るこの文章に、何か意味があるのかと言われたら、時にない。僕は書きたくて書いているだけ。手が止まらないから書いているだけ、ただそれだけなんだ。いつか枯れてしまうその時まで、可憐な花でいてほしい。あなたのその笑顔で、僕のことを満たす。この街に溢れた景色が、君のことを救うから。時間という概念を忘れて、何がなんでもこの世界に何かを残すんだ。

心の針が刺さる。あなたのことを思った、煙が悲しみのダクトを通る時に、あなたのことを考えている。寄り添うあの日に、何も考えないで綴った言葉に助けられる。川辺に人生を見る。どこかで始まり、何者でもない僕のことを信じてくれた未来の編集者さんへ。僕のことを見つけてくれてありがとう。何かで知ることよりも、葉っぱの形をした何かを、僕のことを愛する人生を聞いて、そっと思い出している。カナダの国旗を見て、紅葉が綺麗だと言えるぐらい、余裕のある人生がいいな。

涙や雨、寂しさなど、澄んだ青を主なテーマに、
文章を紡ぐ作家「海野深一」の公式ポートフォリオサイトです。

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