変わり映えのない日も、言葉にできない物語も、僕の体を通り抜けて、楽しそうに遊んでいる。人生っていうドラマを、諦めないで進んでいくあなた。ダイジェストは天国で公開予定。もし隣が他の誰かなら、僕は僕でいられないぐらい、遠くに行ってしまうんだろうな。生きていることを信じて、プロポーズを抱く。伝えたいことなんて山ほどあるから、僕は風に思いを乗せているんだ。届いているかな、なんてことを心配している、今日は雨だよ。
笑顔が素敵な、人生を藍色に染めるあなた。生きている言葉、なんで巡り合うのだろう。僕たちは、いつも知らないまま、ずっとずっと沈んでいる心たち。巡り合うことなんて、わからないのに、僕は他者として、生きてきている。遠い空の向こうで、二つの物語を育んでいる。通り雨がなんだか心地いいから、傘をささないで歩いてみる。温めている感覚、心が満たされていく感覚。どうしてもあなたに伝えたかったから、迷っている時もあった。夢を追いかけていた時に、あなたの言葉が思い浮かんだんだ。こんな糸が、何になるかなんてわからないから、震えているところ、縦の糸。僕なりに考えつく全ての愛を、織りなしている言葉たちを。傷なんてものはないから、どこか遠くの虹を見よう。いつからかそっと気づいたんだ、人生の終わりを気付いたんだ。でも、なんだかそれは寂しいことなんかじゃなくて、あなたと一つになれる瞬間。次はどこに行こうとか、そんなことはどうでもいいから、降り出した雨の中で、踊ろう。あんなに笑っていたのに、君がいない未来には、僕は存在しないんだから。だから、星々がいじっぱりに邪魔をして、すれ違う長い夜。サイコロの目みたい。
「振り出しに戻るなら、どこがいい?」
「忘れるぐらい、遠い昔がいい。」
「なんで?」
「だって、そんぐらい前だったら、自分が振り出しなんて思わない。」
「ふうん。」
「そっちは。」
「私たちが出会ったころ。」
あの笑顔が、なんだか心地よかったんだ。生きている実感が持てたから、普段から意味しているところ、普遍になるんだ。愛しているところ、息つくまもなくて、ふやふやな手をかざしている。手と手を認め合って、あなたの温度を感じたいんだ。今夜。そんなところから、生きていることを知って、僕らは世界を創造したんだろう。ねえ、教えて欲しい、生きているところ、教えて欲しい。Never born.普段から、歩いている道。反発して、僕は走っていたかもしれない。体が、すんなりと朝を迎える。休みだけれど、僕は僕でいられればそれでいいんだから。歩いてすぐのパン屋に向かって、すれ違う清々しい顔。駅から徒歩。雨はまだ降っている。