傷がついている僕のことを知らないまま、きっと世界は回っていくのだろう。気が付いたらすごく疲弊していた心を、そっと吸い込むように君がキスをしてくれた。誰かが零したレオナルド。笑い合う夜に溶けて、きっと世界は呼吸していると僕は信じている。ちょうどいい言葉、きっと世間が胸を引っ掻いてくれた。ただ楽になれればそれでよかったんだ。普段着で、心地よく寝ているだけの僕。何物にもならないでいい、そっと僕の心に、この言葉たちが溶けていけばいい。春になるまで、燃え続けたらいいだけなんだと、僕は知っている。
明日はどうなったって良い。明日のことなんて誰にも分からない。誰かのために書く文章に意味が無いように、何かに迎合することだけは僕の生き方に反しているから、どこにも行かない味わえない言葉を、消えてなくなって。永遠、永遠、永遠。
行方知らずの雲を見て、あなたの顔は私のことを知っていた。永遠をかざして、僕のことを置いていく世界と、きっと永遠を輝かせている行方知らずの雲。取り留めのない空気と、人生の旋律。きっと僕はまだ、辿り着いていない世界が在るのだろうか。無口な鳥のことを見つめながら、横目で空を見る。
雨が降っていても、何も気にしない鳥になりたかった。繰り返す、繰り返す。愛が僕のことを離さないから、寂しさの形は変わらないと信じている。うんざりしている唄と、心の中の愛が矛盾しているのが僕の世界で辿っていて、憂鬱が満員電車に飾る。冷めている温もり。むやみに放り投げている。僕が愛を信じても、何もないことぐらい、知っていると、あなたは言うだろう。手を振る代わりに、きっと世界は孤独であると、あなたに言ってほしい。ただそばに居てほしい、それだけだったんだ。