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自転車。

秋の空も、巡るところから今になって、花が咲いていることに気づく。出逢ってあなたに恋をして、今日を選んで生まれてくれた君。僕はそっと、道端の花をフィルムカメラで撮りました。出逢えて良かったなんて、言わなくていいよね。僕は僕で、君は君で。空になるところから、自分になって、この道を登り切るんだ。あなたはいつも、あくびをしながらそこで寝ているから、なんだか安心できるんだ。潮風。匂う街で、あなたも私も大人になった。

「手探りの毎日だけど、そんな日々がいいよね、なんだか。」

「そうだな。」

「二人でいられることが幸せ。」

「なんだよ、急に。」

「追いかけるなんてこと、思ってもなかった。」

「そんなの、どっちでもいいだろ。」

「笑う顔が好きなんだよね。」

「だからやめろって。」

「いいじゃん、今日ぐらい。」

歩くところから全てが始まって、曲がったり踏んだり、泣いたり笑ったりして、この世界で喜びを味わっているんだ。銀色の飛行船。混んでいるところには、頬を撫でる風。この歌が広く届く頃には、星が弾けていますように。

涙や雨、寂しさなど、澄んだ青を主なテーマに、
文章を紡ぐ作家「海野深一」の公式ポートフォリオサイトです。

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