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星になって

何をもって幸せというのだろうか。僕はどんなにお金があっても、何か満たされないものがある。人生を通じて、限りある光。美しい花が、咲いていることが、僕にとっては幸せなんだ。僕の心の中を見て、臆病が否定されること。心の奥が何か言っている。すぐに泣いたら損する気がして、なんだか複雑な気がして、罰が当たるからと言われている気がして。

臆病で何が悪いと、あなたは言った。夢に向かって進むときに、別に何をするにも人生を共にすることではないと、あなたは言った。あなたが僕にとって何なのかなんて、灰色の心と共に、うっかり怖くなってしまった。二人の未来をぼんやりと考えてみる。それは美しくて、目を瞑ってしまうぐらい、空から降る一億の星のようなんだ。

それは、あまりにも遠くて、遠くて。

涙や雨、寂しさなど、澄んだ青を主なテーマに、
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