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エプロン。

継続愛と、シアターの脇に飾ってある悲しげな花。偽物の光はいらないから、天使よ僕のことをどうか不幸にして欲しいんだ。砕けて散った恋だとしても、構わないから、終わっただけで安心させてほしい。この世界につづきがありませんようにと願うのは、なんだかちょっと寂しいから、きっとこれが願いなんだろうな。輝きが乱反射して、燻んでいる死体。上昇で何もできない地球。砕けないと何もならない歌。水滴で感じる世界の全て、物質なんて、簡単なカラクリじゃないか。わかってくれている満たされる心、ただ笑って、笑って、賞味期限がない言葉、空の音色、生きる、砕ける。

切り落とすフランス。いつでもいいから、なんでもいいから、普段から言わない言葉を言って欲しいんだ。近づきたくて、丸の内まで地下鉄走らせる。ワントゥー、ワントゥー。音色が自分の心に流れて、幸せの往来。一見何も変わらない財布。

毎晩自分じゃない誰かになるんだろう、生きながらえて、生えて、信じて散って。十分成し遂げている心が、普遍に変わって、最近は銀座。国境は越えることなんてない。その辺のカフェで、領収書をキル毎日。ピザ屋のお兄さんには、もう顔を覚えられたんだ。ホットコーヒーなんて、大人の贅沢品だろう。茜色の夕焼けだけで、十分さ。生きている、死んでいる、関係ないゾウさん。毎晩シングルで、終演。

「イヤホン貸して。」

「ほい。」

「何、音楽聞いてないの。」

「今切った。」

「再生してよ。」

「やだね。」

「なんで。」

「理由なんか聞かないでも分かるだろ。」

「不安なの?私を失うのが。」

純粋な心、僕はもういないから、君のそばで、生きているだけでいいんだ。アイデンティティ。言葉だけで、夢を見ていたいつの間にか死んでいた。紡いできた言葉たち、佇んでいる輝き、栄光の、平行線。思い出を消したら、僕は生きていないことになるんだろうか。仮面を外すことがそんなに恐ろしいんだろうか。怠惰、変わらない自分の先入観。こういう言葉も、理解しようとしている時点で、それは普遍なんだ。

心のメルト、アザと一緒にいたいと、ここに生まれてきた意味を問う。踏み出さないと出会えないなんて、誰が決めたんだ。笑える日々がないと意味がないなんて、そんなこと、今目の前にいる中年親父でさえ、鼻で笑うさ。このコーヒーは、ガラスでできているかを調べて、永遠に暴れよう。

涙や雨、寂しさなど、澄んだ青を主なテーマに、
文章を紡ぐ作家「海野深一」の公式ポートフォリオサイトです。

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